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2016年 11月 07日
金沢市では、町家の保全活用や、補助金を活用しての改修の相談など金澤町家に関するさまざまな、制度や窓口がありましたが、それらを総合的に案内する施設「金澤町家情報館」が新しくオープンしました。 ![]() 旧川縁米穀店の建物を金沢市にて整備されました。 前面の間口が広く、屋根の高さが低い、町家の中でも歴史ある建物です。 金沢市が運営する施設ですが、今回新たに町家を実際に改修しており、内装や水廻りを綺麗にしたり、構造の補強を行なったりと、実際の町家の改修の際にもとても参考になる事例が散りばめられています。 ![]() 吹抜けも綺麗に再生されています。 梁の太さはさほどではありませんが、貫を入れることで 構造強度を確保しながら、吹抜けの景色がつくられています。 屋根の上に明かり採りの小屋根があり、光も良く差し込みます。 ![]() 外から見た小屋根。 これがあると、ちょっと得した気分になります。 ![]() 屋根が低い2階の部屋も天井の弁柄漆まで綺麗にされています。 蔀戸の戸袋や、低い天井高も、天井の高さを変えることで、豊かな空間にされています。 これも町家の魅力の一つです。 ![]() 11月30日まで、町家の再生事例を紹介したパネル展も開催。東山の町家もご紹介いただいています。 建物の高さが低い、古い町家は、高くて、広くてという今の指標で計ると、魅力が低く見えがちですが、実際には低くても高さに変化があったり、時間を含んだ素材の魅力が付加されることで、とても豊かな空間となり、光の移ろい、季節の移り変わりを感じ易くなっています。 昼間は自由に見学することもでき、夜は会議室としてお借りすることもできるそうです。竪町商店街と新竪商店街の結び目、竪町交差点を入ってすぐの場所。21世紀美術館から歩いて5,6分でしょうか。用水沿いの路地を眺めつつ、訪れてみてください。 ![]() #
by jell-architects
| 2016-11-07 13:00
| 金沢町家改修
2016年 09月 19日
去年の12月に新しくオープンしたArtShop月映さん、 金沢美術工芸大学、卯辰山工芸工房に所属の若手作家さんを中心に 常設と月ごとに注目の作家さんの作品展を開催されています。 ![]() 町家を改修したギャラリーショップとして、 元の町家の雰囲気を残しながら、コンテンポラリーアート作品を気軽にご覧頂けます。 先にご紹介しました、カフェ安江町ジャルダンさんの列びにあります。 ![]() 27日まで金工美術作家・佐野七瀬さんの作品を主に展示。 町家巡遊に合わせて、19日、22~25日はお抹茶にておもてなしをされています。 七瀬さんの作品は空想の生き物を、まるで実際の生き物のように、 生物的背景まで考えて製作されていて、 作品と作品名、ポートフォリオを一緒に見ることで、 ワクワクしながら作品たちを楽しむことができます。 ![]() 「カケアシフーセンソックリ」とい名前の丸くてちっこい可愛いヤツ ![]() 「アメイロアモイデア」という名前の小さないきもの 金沢駅からもほど近く、ちょっとした空き時間にも訪れることができますので、ぜひ伺ってみて下さい。 ![]() #
by jell-architects
| 2016-09-19 00:00
| 金澤あるき
2016年 09月 18日
金澤町家巡遊に参加して下さっています町家ショップさんの中には、 町家巡遊の期間中にあわせて、限定メニューをご提供下さいますショップさんもあります。 その中からいくつかご紹介致します。 ギャラリー椋「桃のクラフティ」 この春まで町家研究会が入居していました、東山のギャラリー椋さんでは 今年の町家巡遊にあわせて、限定スイーツ「桃のクラフティ」をご準備して下さいました。 ![]() トロッとしたカスタードとしっとりした黄桃の美味しさが柔らかに溶けあっていて、 甘い物が苦手な方もお楽しみ頂いているとのこと。 一緒に頂いた珈琲はベトナム・ダラット高原の豆。独特な甘い香りがクラフティに合います。 ![]() 元材木商をされていた町家は金沢市の補助金を活用して改装されたもの。 吹き抜けやお座敷の設えはまた見所が沢山です。 天井が低い町家ですが、とても豊かな空間・設えを拝見できます。 ![]() ギャラリーでは金沢の作家さんの作品を常設しています。 ギャラリー椋さんはひがし茶屋街から徒歩5分程。近くに新しくコインパーキングも出来ましたので、 茶屋街散策で疲れても、しずかな町家カフェでの安らぎのひとときを楽しませてくれます。 25日(日)には小宮孝泰・コント赤信号さんによる落語とトークの会が開催されます。 まだお席に余裕がありそうとのことですので、お問い合わせしてみてください。 カフェ安江町ジャルダン「宝達葛ミルクゼリー・抹茶クリームがけ」 駅からもほど近い安江町・MACHIYA5の一番奥、 昔のままの吹き抜けや中庭に面したコリドーを通り抜けると、ジャルダンさんがやって来ます。 ![]() いくつかのスペース・ショップが入居するMACHIYA5 右手が入口です。 ![]() 一番奥なのにまた中庭に面した明るいカフェ。天井も高く、ペンダント照明が素敵です。 ![]() 頂いたのは「宝達葛ミルクゼリー・抹茶クリームがけ」 葛を使ったミルクゼリーはしっとりプルプルな食感。 甘くてほろ苦い抹茶クリームとのマッチングが濃厚な味わいになり、 ネルドリップによる風味豊かな珈琲との相性が美味しさを深めてくれます。 宝達ミルクゼリーは普段は黒蜜きなこをかけてお召し上がり頂くとのこと。 こちらもまた頂きにお伺いするのが楽しみになります。 ![]() #
by jell-architects
| 2016-09-18 20:00
| 金沢暮らし
2016年 09月 18日
今年の金沢町家巡遊が今日から始まりました。 私たちの金沢への移住、町家の改修に際して、とても楽しく、また沢山の方々とのご縁を頂くきっかけになった町家巡遊、今年はスタッフとして参加させて頂きながら、ずっと参加したいと思っていたお茶席にお伺いさせて頂くことができたりと、楽しませて頂いています。 高木屋金物店「金物茶会II」 金沢市街から少し離れた大樋町・旧北国街道に面した、高木屋金物店にて開催の朝茶会に参加して来ました。 ![]() ![]() 高木屋金物店さんは築およそ150年の大きな商家の町家をこの5月に一部改修。 ![]() 店舗スペースも新しくなり、さらにギャラリースペースを設けられました。 ![]() 町家巡遊では、毎年秋の趣向を凝らしたお茶席を設けてくださっています。 私もずっと伺いたいと思っていましたお茶席に三年越しに参加させていただくことが出来ました。 お軸は「無心帰大道」。この度リニューアルされたことでまた心を新たに日々を過ごされているとのこと。 釣り花入、香合の台、風炉の鉄瓶は今回のために金沢の金工作家・坂井直樹さんに誂えて頂いたそうです。 薄茶器は平棗「一粒万倍」ちょうどこの日が一粒万倍とのこと。お土産に新米を頂きました。 (お茶席での撮影は控えさせて頂いております。) ![]() ギャラリーでは金沢にて作陶されている、 陶芸家平井悠一さんの個展「玄鳥去」(つばめさる)を併催。 10月2日まで開催しております。 ![]() 商家の建物は重厚で、様々な趣向を凝らした素材、意匠が随所に拝見出来ます。 ![]() お庭も美しく、雨の降り注ぐ池や苔、その向うの蔵などを土縁越しに拝見させて頂けました。 町家巡遊は25日(日)まで開催。 毎年つくっている新しいマップは金沢市内のいろいろな場所で手に取って頂くことができます。 金沢へ訪れた際はぜひマップ片手に巡って頂いて、 次の年にはまた町家巡遊の期間にお楽しみ頂けると嬉しいです。 ![]() #
by jell-architects
| 2016-09-18 13:00
| 金沢暮らし
2016年 09月 13日
金沢の旧市街には町家が沢山ありますが、一方で、金沢市街から車で20分ほどの地域には、いわゆるザ・古民家が沢山あります。 古民家がある場所としては、いわゆる山間部が注目されますが、市内からほど近い、古民家が残る中山間地域は、生活の便が良く、就業先の確保も有利になり、山間部と都市部の暮らしの両面が楽しめる多様性のある生活の場として、徐々に注目が集まりつつあります。 ![]() 金沢市内の中山間地区、斜面に拡がる田圃、その向うの山の稜線と広い空が魅力。 ![]() この時期は黄金色が広がります。 今回、古民家を購入されましたオーナー様よりご依頼を頂き、 新たなリノベーションプロジェクトとして、古民家の改装を進めることになりました。 ![]() 小屋裏は大きな物置スペースとして使われていました。 ザ・古民家には必ずある、大きな丸太の梁がここにも。 ![]() 基本プランの間取りが判るように、テープにてラフに位置出しをしています。 ![]() 改装時に取り外す土壁を一部壊して、今まで見えなかった屋根裏を覗き見。 新たなリノベーションプロジェクト、これから、少しずつご紹介していきたいと思います。 ![]() #
by jell-architects
| 2016-09-13 10:30
| 古民家改修
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