『金澤町家改修ものがたり』

兼六園近くの家

『金沢R不動産』さんのサイトをながめていたときに

兼六園の近くに

お茶の先生をされていた方の茶室がある町家があることを

偶然見つけて、思い切って金沢へ。

古い町家や日本家屋、木造で、

建具や素材感などにも趣きが残る家、お庭があり、

できれば、茶道に何かしら関わる家を探していることを、

あらかじめ、金沢R不動産の担当さんにはお伝えしました。

みぞれまじりの土砂降りの中、

『金沢R不動産』には、とても丁寧に案内をしていただきました。

家主さんもいらしてくださり、

かつての暮らしや思い出なども聞かせてもらえました。

思えば、なかなか無いとても良い家だったのですが、

そのころは、暮らしたことのない北陸の気候と、

初めての家探しと古い家屋と、まだまだ不安がいっぱいで
何もかもが初めてずくしの自分にとって、

良いなと思いつつも決定には至りませんでした。(mi)

【炉が切られた広間から、縁側越しにお庭。】

【二階の板の間では、その昔、ダンスを教えていたのだそう。】

【金沢に。町家に。住みたい、建てたい、暮らしたい…の方へ。】＜一級建築士事務所／ジェル・アーキテクツ＞

今までの金沢

今まで、金沢へ数度、訪れたことがあって、

美しい町並みや風景、美味しい食べもの、繊細な和菓子、伝統工芸品…など、

じんわりと心引かれる魅力を感じていましたが、

その時は、まさか自分が将来、

この金沢に移住をしようと思い立つことなど、

予想をしていませんでした。(mi)

【浅野川を望む】


【小学生の遠足と結婚式と…ひがし茶屋街のまちなみ】

【雪吊りで、冬支度の兼六園】

【金沢21世紀美術館で、濡れずに入る、「スイミング・プール」レアンドロ・エルリッヒ作】

【あちらこちらに和菓子屋さんのある金沢の町】

【金沢に。町家に。住みたい、建てたい、暮らしたい…の方へ。】＜一級建築士事務所／ジェル・アーキテクツ＞

はじめに

何故、金沢だったのだろうか？

旧びへの思い、金沢町家の魅力とは？

何に豊かさの重きを置くのだろうか？

二地域居住とは？

遠距離を縮めるものは何なのか？

築数十年の町家をどのように改修していくのだろうか？

どのような暮らし方をしていくのだろう？

少しずつ書き連ねていこうと思います。

金沢へ向かう車中にて。

【2015年春、金沢・東京間が２時間半になるポスターが大磯駅にも。】

【「ちょっと、会社帰りに…」という気分にもさせる、北陸新幹線のPR動画。】

【金沢に。町家に。住みたい、建てたい、暮らしたい…の方へ。】＜一級建築士事務所／ジェル・アーキテクツ＞