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2016年 05月 12日
東山の町家で使うデスクは新調することにしました。 これまで使っていたのはオリジナルでデザインした、伸縮デスクテーブルでしたが、PC類の配線を納めたり、伸縮機構を設けたために、脚が天板と一体になっており、東山の町家には運び込みが出来なくなりました。 これまで使っていたデスクテーブル。 両端を折り畳むことができ、1.8m~3.2mまで大きくサイズを変えられます。 元々、伊勢原の家のキッチンテーブルをデザインするために、試作で作ったこのテーブルともお別れです。 どなたかに使って頂けると良いのですが。 東山の町家では、無垢板を天板に使いたく、銘木店へ探しに行きました。 ウォールナット、タモやスギ、ケヤキなど、幅が小さく安価なものから、 長く幅広の材まで様々な無垢板が並んでいます。 その中から選んだのは栃。 町家の2階に設置するので、ある程度軽い材であることも決め手でした。 これを製作家具屋さんの工房にて天板に仕上げて頂きます。 工房に運び込まれた無垢板の原木。 両端を落し、表面を研磨、反り止めをいれた天板へと加工してもらいます。 原木は販売の際に立てて置かれていることもあり、両端は砂が噛んでいるため、落とします。 天板の長さは出来るだけ長くしたいため、斜めでも良いので、ギリギリにしてもらいました。 少し割れが入っているため、どのように加工するか思案する家具屋さん。 原木は平らに見えても、反っているもの。原木で60mmの厚さも40mm程度に研磨されます。 納品は来週の予定。出来上がりが楽しみです。
by jell-architects
| 2016-05-12 20:00
| 金沢町家改修
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