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2015年 12月 28日
![]() ブラックウォルナットのフローリングを張る大工さん。 広葉樹材は堅いため、切断や固定も苦労されています。 傷がつかないように梱包箱にて仮養生しながらの作業です。 ![]() ブラックチェリーとブラックウォルナットを比較検討していましたが、青色の壁の色調との相性、価格そして好みなど諸々の条件から、ブラックウォルナットの無垢・ユニ(短い木材を繋ぎ合わせている)幅120・植物性オイルを塗布済みのフローリングとしています。 ![]() ブラックウォルナットのフローリングの木目 ユニ材では継ぎ目はフィンガージョイントの接着です。 ユニ材より、乱尺・乱幅のほうが原木も無駄にならず、樹の個性も引き立ちますが、 下地に合板を必要とすることもあり、 今回の改修では、幅、長さとも均一なユニ材を選択しています。 ![]() 厨房は西南サクラの無垢ユニ材。 水廻りには耐水性のあるウレタン塗装済品を選択。 裏方でもあり、コストを抑えるために限定B品を利用しています。 グリーンのテープより右側は床の養生材。 壁はこの後ボードが張られます。 アメリカ広葉樹材をはじめとする輸入材のフローリングは昨今の円安の影響により、原材料価格の上昇が製品価格にも反映され、国内にて原木からフローリングに加工するという、トレーサビリティが確保されたプレミアムな品質のものを採用することはなかなかできずにいます。(以前に設計した物件では、アトリエJD府中店や三鷹の家にて採用しています。) また、フローリングの加工・塗装は、たとえ原木が国内にあったとしても、海外へ再輸出した上で加工・塗装を行なう方が安価な状況です。 それらをふまえ価格と品質のバランスを確認しながら、設計する空間にあわせて、一番ふさわしいものを採用するようにしています。 一方でスギ・ヒノキなど国内産針葉樹材は価格もこなれており、柔らかな肌触りも心地よく、今回は畳周りのスペースに採用しています。 ![]() この町家は縁側の幅が2尺(606mm)と通常より狭いこともあり、 狭く感じさせないスケール感を持たせるために 幅75mmのものを使っています。 幅の狭い材であれば節のないグレードも比較的安価に採用できます。 ![]() 縁側、廊下まわりに、今回はヒノキの無節の縁甲板を選択しました。 何れにしてもフローリング材は多種多様な樹種・グレードのものが手に入れ易くなっていますので、あれこれ悩みながら決めることが、自分らしい空間を手に入れることへと繋がります。 年内の工事は今日で仕事納めです。 町家の改修がどんなものか、ご紹介させて頂ける良い機会と思いつつ、書いてきましたこのブログも年内の更新は最後になりそうです。 来年も引き続きお読み頂けますと嬉しいです。 良いお年をお迎えくださいませ。 ありがとうございました! ![]()
by jell-architects
| 2015-12-28 22:00
| 金沢町家改修
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