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2015年 12月 23日
左官屋さんは他の現場の工事もされており、毎日工事には来られませんが、合間にいろいろな話を伺っています。 ・左官壁の補修は補修個所の壁に揺れや緩みがないかにより、下地の小舞や荒壁の補修範囲が異なる。 ・しっかりした壁であれば、傷などの部分補修でOK。 ・外回りの壁や濡れたことがある壁は小舞の蘆が腐ってボロボロの箇所があることが多い。 その際は土を落し新たに小舞を掻く。 ・小舞と柱の固定個所が足りないならば、竹釘を柱に打ち、小舞と竹釘を麻紐で固定した補強を行なう。 ・小舞壁へ電気配線、スイッチボックスを設ける際は、小舞をボックスでぐいっと押し込んだりすることはしないように。 小舞が常に土壁の中心にくるようにしないと壁土が小舞の両面に均等につかない。 ・電気配線は仕上側ではなく裏返し側とし、仕上側の荒壁厚さをきちんと確保する。 それにより仕上にクラックが生じにくくする。 この他にもさまざまな施工に関する細かいことに配慮することで、構造強度や仕上への不具合が生じないようにすることができます。 これらの点は鉄筋コンクリートの壁面を施工する際の注意点とも共通することもあり、職人さんがこのような点に配慮して下さることは金沢職人大学校での技術向上の成果の一つだと感じます。 道路側の外壁もいよいよ最後の仕上になりました。2階の土壁面に仕上の漆喰を塗っていきます。 ![]() 漆喰の食いつきを良くするために土壁を湿らせる左官屋さん。 電動モーター付のウォータースプレーを使用。 ![]() 外壁の漆喰塗りの下地を整えます。 ![]() クラック個所にはマニラ麻を伏せて補強。 麻は太い方が強度も高いが、昨今は細い麻ばかりとのこと。 ![]() 仕上の漆喰の下地に砂を混ぜた漆喰を塗ります。 ![]() 既存の土壁と窓下の新しい土壁では配合と乾き具合が異なり色も違っています。 ![]() 仕上のしっくい塗りを終えた壁面。 外部に用いる仕上の漆喰には防水性能を高めるために油を混ぜるとのこと。 室内の土壁の補修と先行して仕上げる箇所の作業も順次進んでいます。 ![]() 玄関土間の先行して仕上を行なう壁の補修にあたり、 木材を当てて、下地を平滑にします。 ![]() この後、それぞれ補修を行なっていきます。 ![]() 階段うらの小舞を補修した個所。 ![]() 荒壁土が塗られました 土壁を伴う左官工事は枠まわりやチリまわり材をつくる大工工事の進捗具合とも関係しており、今後も随時作業が進んでいきます。 ![]()
by jell-architects
| 2015-12-23 20:00
| 金沢町家改修
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