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2015年 12月 02日
ここ最近、小屋をキーワードに小さな空間(建物)が話題に上ることが多くなり、単純に広いことを求めるのではなく、小さく凝縮した空間の楽しみ方にも視点が届くなって来ているように感じます。 町家は限られた空間を有効に活用するために、広い空間から狭い空間、天井の高い場所から低い場所へと、変化を活用する工夫が随所にみられます。そんな空間の一つに、お勝手(台所)があります。 今回の町家のお勝手は元々は土間であったことは他の町家と同じですが、高さが1.5階分あり、ロフトに相当するところは、薪などの燃料庫として活用されていたようです。一方で間口は1間(約1.8m)奥行きは1.5間ちょっと(約3m)。その中に井戸や竃、厠があった痕跡があり、高密度な利用がなされていました。 改修では、お勝手の場所を厨房へと改装するにあたり、キッチンカウンターや冷蔵庫・食器収納を設置するにはぎりぎりの面積しかありませんので、この高さを生かして、上部に高さの異なる床を設け、ロフト+収納とすることにしています。 来春にオープンするカフェ「豆月」の店主も、ここをプライベートスペースとして活用するのを愉しみにしています。 工事も厨房は少し先行しており、この床が出来てきました。 ![]() 厨房の天井の高さが手前と奥で違うのが判りますでしょうか? 壁の下地のベニヤもできつつあります。 ![]() 低い方、高い方の床下地。 低い方は2m弱、高い方は2.3m弱の天井高となります。 ![]() 上に登ったところ。 奥の段差は厨房の排気スペースを兼ねています。 紙の上では狭いとしかとらえられない間取りでも、高さを変化させ、アイディアを含ませることで、より豊かな愉しい空間とすることができますので、広さ・大きさと狭さ・小ささ、どちらも取り入れてみると良いですね。 ![]() 前回ご紹介の床の間の図面角竹も設置済み。良い色艶です。 この後、上部に土壁がつくられます。 ![]()
by jell-architects
| 2015-12-02 09:00
| 金沢町家改修
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