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2015年 08月 12日
今日はお盆休み前の最後の作業日でした。 浴室に面した木材は腐朽しやすいものです。 足固め部材が傷んでボロボロです まるで現代アートのよう。自然の力です。 船枻(せがい)と呼ぶ町家独特の軒先・軒裏ですが、この建物は腕木が2段になっており、下段が雲肘木に似た形状になっています。この形状の肘木は金沢の街中でもまだ見かけたことが無く、新築した大工さんのちょっとしたコダワリ点だったのかもしれません。 建物を解体してゆくと、新築時の部材が、異なる場所で使われていたり、床下に埋蔵されていたりすることがあります。 今回は、柱の下の束石や、1階正面の下屋の屋根垂木、玄関に使われていた様子の柱も出てきました。 解体はお盆明けも続きます。 休みの間に、傷んでいる箇所の補修内容の検討や、細かい設計内容の詰めを行ないます。 ※船枻:軒桁を受ける腕木が柱と柱の中間からも持ち出して、軒天に棚状の小天井をつくってもの。
by jell-architects
| 2015-08-12 20:00
| 金沢町家改修
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